バフェット氏

プレスリリース配信大手の米ビジネスワイヤは、米バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)で著名投資家のウォーレン・バフェット氏へのインタビューを録画した動画を、同社ウェブサイト(www.businesswire.com)で公開した。このインタビューは、グローバル決済業界のポータルサイトPYMNTS.comの立ち上げに伴って行われた。バフェット氏はその中で、米政府オーダーメイドキッチンの政策により同国経済は危機的状況を脱したが、消費者や投資家の信頼感の回復や雇用者数の増加にはなお時間が必要との見方を示す一方、米経済システムは健全で、長期的見通しは明るいと述べた。同氏はまた、人間の行動を完全に管理するのは不可能であり、政府規制強化の効果に限界があるとしたほか、社会に混乱を招いた張本人が巨額の報酬を得て難を逃れることを可能にした米金融業界の報酬体系を批判し、良識をもった行動を促すインセンティブの必要性を指摘した。

彦根市を初の公式訪問

で幕末の大老・彦根藩13代藩主の井伊直弼に弾圧された吉田松陰ゆかりの山口県萩市から、市民訪問団41人が4、5両日、彦根市を訪れ、彦根城内などを探訪した。

 8月に彦根市から井伊家18代当主の井伊直岳・彦根城博物館長や獅山向洋市長ら市民使節団が萩市を訪れ、松陰の墓参をしたことへの答礼。一行は萩マンスリーマンション 新宿の姉妹都市・神奈川県鎌倉市訪問の帰途、彦根市を初めて公式訪問した。

 彦根市に到着した4日夜には、同市内のホテルで歓迎セレモニーがあり、獅山市長が「両市の絆(きずな)が深まった」などとあいさつ。訪問団のメンバーは、ホスト役のひこにゃんと記念写真を撮るなどしていた。

 5日は彦根城内を観光。野村興児・萩市長は「(彦根への)わだかまりはないと言えばうそになる。ただ、井伊家当主の松陰墓参に市民が感激した。新しい交流が誕生している」と話していた。

シーボンの売買高、公開株数超える

11日午前の新興企業向け株式市場で、主要3指数はそろって続伸。日経ジャスダック平均株価の前引けは前日に比べ1円15銭高の1249円73銭だった。インターネット関連の主力株や、環境関連の一角に買いが入った。円相場が1ドル=91円台で推移し、円高傾向にあることから、消去法的に内需関連企業の多い新興市場に資金が向かいやすくなっている面もあるという。

 新規上場した2社のうち、SHO−BIは買い気配で始まり、公開価格の1.9倍となる720円で初値を付けた。一方、シーボンは売り気配で開始。公開価格を1.6%下回る1830円で初値を付けた。もっとも、その後はPER(株価収益率)からみた割安感などから買いが優勢となり、前引けは公開価格比20 円高の1880円。売買高は117万株を超え、すでに公開株数を上回っている。

 ジャスダック市場の売買代金は概算で136億円、売買高は2309万株だった。米国でリチウムイオン電池の正極材に関する特許を取得したと発表し、田中化研が上昇。楽天、Dガレージ、フェローテクも買われた。半面、新日本建物、セイクレストなど不動産関連がさえない。セブン銀も下落した。主力株で構成するJストック指数は続伸。

 東証マザーズ指数の前引けは前日比1.50ポイント高の461.22だった。サイバー、Vテクが上昇。2〜7月期決算を発表したACCESSも小高い。一方、日本風力開発、ミクシィ、クックパッドが下落した。

回収可能額詰め

2009年度補正予算の執行状況の全容が10日分かった。不明だった内閣官房と内閣府の分を加え、国庫から交付していない未執行は54.5%の8兆 3328億円、執行済みは6兆9599億円だった。民主党は連立政権発足後に一部予算の執行を停止し、新たな政策財源として活用する方針で、資金回収対象の予算や活用法を詰める。

 新たに判明した内閣府は2兆4089億円の予算額のうち、2兆3932億円が未執行だった。民主党は執行済みに分類した予算の一部も使っていないとみており、回収可能な予算額の確定を急ぐ。回収した予算は新たな景気対策やマニフェスト(政権公約)に盛った政策の財源に充てる。

9・11から8年

禎子さんは2歳のとき、爆心地から1・7キロにあった広島市の自宅で被爆。昭和30年に白血病を発症し、12年の短い生涯を閉じた。病床で鶴を折り続け、その数は約1500羽ともいわれる。センターのサダコの鶴は、そのうちの1羽だ。

 福岡で美容室を営むかたわら、全国で禎子さんについて語る活動を続けている雅弘さんのもとに、センターの職員から連絡があったのは2年前。テロ現場に置かれた千羽鶴に興味を持った職員が「サダコの鶴について知りたい」と問い合わせたことがきっかけで交流を深め平成19年9月、手元に残していた5羽のうち1羽を寄贈した。

 雅弘さんは「原爆もテロも人が亡くなる悲しみは同じ。禎子の折り鶴を通じて世界の中心であるニューヨークから平和を発信できれば」と思うと、大切な折り鶴を手放すのも寂しくなかったという。

 センターは折り鶴について理解を深めてもらおうと、これまでに2回の講習会を開催した。今年8月の講習会では、禎子さんのエピソードとともに「千羽折れば願いが叶(かな)う」といった言い伝えや、人々が病気からの回復(癒し)や平和を願って千羽鶴を折ることなどが紹介され、テロの犠牲者の遺族ら約40人が聞き入った。

 「禎子の折り鶴がこのように広がるのはうれしいこと。禎子